American Dream

数学者の旦那と結婚してすぐにアメリカに移住。その後大学に行きながら出産し娘2人を育て上げ30数年暮らした後、旦那の退官を機に日本に本帰国。日本で年老いた両親との揉め事や思い切って建てた家の話、アメリカに住む子供達の話などいろいろ絵日記にして書いています。

2016年03月

今日は漫画を書く暇がなかったので 今日の夕食をちょこっと紹介です。 乳がんと言われてから食べ物に気をつけている私。 赤い肉は食べないようにしています。 なので今日は「ひよこ豆のハンバーグ」 フードプロセッサーで材料を砕いて 焼いただけ。 これにレモン ...
続きを読む

と焦った次の瞬間、記憶が途切れてた。 酸素マスクなんて初めてだった。 きっと酸素いっぱいで気持ちいいんだろう と思っていたらなんだか逆に息苦しい! これは、口と鼻を押さえられちゃって ちょっとした閉所恐怖症的な錯覚だったのか? 「どうしようこのまま ...
続きを読む

体に直接サインされた! ちょっと。。。いや、ずいぶん驚いた。 でもこれなら絶対間違いは起こらないよね。 そしてその後すぐに外科医もやってきて と、二つ目のサイン。 人間も所詮は肉の塊だよね。 と思った瞬間でした。 乳がん26へ 手術の話つづきます。 ...
続きを読む

あのテレビで見るような みんなで「せーの」って患者を 手術台に動かすのは、意識のない 救急患者だけだよね。。。やっぱり 車椅子で運んでもらったり ベッドのお神輿にも乗っけてもらったりして 甘やかされ過ぎちゃってたから 患者風吹かせそうになってた。。。 ...
続きを読む

「えっそうなの?そうなの? 普通そうなの?不安になるものなの?」 と、思った瞬間からだめだった! 。。自己暗示かかっちゃって。。。 聞かなきゃ普通でいられただろうに。 でも結局安定剤無しで無事に手術室に着きました。 それよりナースって大変な仕事だよね ...
続きを読む

過去にしっかり 教育しておいてよかったよ。 あの時先生は、何度も 「本当にいらないの?」 と聞いた後、違う子に あげたんだって。。。 次は キミコが手術をした話 です。 ...
続きを読む

「いきなり上がった!笑えるほど単純」 と、旦那が後で教えてくれた。 初めは人をからかってると思った。 だって本人いたって普通だったもん。 でもきっと頭のどこかで、 「外科医=手術」って思ったんだろう。 嘘発見器もこんな感じでバレちゃうんだね。 それよ ...
続きを読む

朝からバナナしか食べていなかった旦那は とってもお腹が空いていた。 カフェテリアに行ったらまだ朝の マフィンとかシリアルとかお菓子みたいな物 ばかりだったようでサンドウィッチとかは 11時30にならないと作れないと言われたらしい。 旦那がなぜ食事に ...
続きを読む

いや〜あの音は聞きたくないよね。 自分の心臓の音だよね。 初めはすごく気になってたけど 「接触悪い」って聞いてからは 平常心を保てました。 旦那は朝バナナを一本食べただけだったから 「お腹空いた空いた」って横でうるさかったわ〜。 私が手術室に入った ...
続きを読む

ナースがお片づけをしている合間 私とお兄ちゃん医師は暇になった。 そしてここで私は何を思ったか ある質問をしてみることにした。 嘘でもここは「温存」と言うところだろう。 にいちゃん、もっと成長してね。 今後の患者のために。。。 そしてこの後私は車椅子で ...
続きを読む

受付で見た頼りなさそうな お兄ちゃん医師が手袋を付け出した。 そして一緒にいるオバさん医師が なにやら指図している雰囲気。 そして予想通り、お兄ちゃん医師が 私の胸に局部麻酔注射を打ちだした。 痛みなんて二の次だった。 そしてその後ワイヤーを刺していく。 ...
続きを読む

時間がなくて手術の話の続きが 書けなかったので今日はクイズを一つ。 ディズニーでジェットコースターに乗ろうと 長い時間並んで待っていたある夫婦がいた。 そしてやっと番が来たので「さぁ乗ろう」としたら 急に旦那が怖気付き「僕乗らない」と言いだした。 「はぁ ...
続きを読む

手術の日 私たちは朝7時半に受付を済ませ イメージングという場所に移動した。 ここではエコーを使いながらワイヤーを 胸の横から差し込み、切り取る正確な場所が 手術の時にわかるようにする。 気が張っているせいか、 ちょっと早く来すぎたので 自分の番が ...
続きを読む

渡されていた資料を読み返す。 乳がんのすべての患者対象 になっているフォルダー 手術の一週間前から飲んではいけない ビタミンや薬の話、そして手術当日、 術後のお手入れの話などいろいろ 書いてあった。 それから手術5日前から体を洗う 特別な石鹸も渡されてい ...
続きを読む

手術の日が決まった 外科医のオフィスから電話があった。 そして告げられた日にちは またまた2週間も後だった。 そしてなんと、その手術日は 私の〜 イエ〜イ って、ありえないよねこの偶然! 複雑な気分だったわ。 でも、でも、でも。。。 これはもしかしたら ...
続きを読む

全摘にするのか温存にするのか 決めきれない私に愛想を尽かした 担当外科医が時間がないと言って そして次にきたナースプラクティショナーも グズグズ悩む私たちに痺れを切らせ 。。。二人を押しやった。 二人っきりになって なんだかホッとはしたものの 決めない ...
続きを読む

- 乳房全摘に決めて次の診察日を迎えた - 旦那はまだ日本だし、長女も 昨日大学に戻ってしまったので 今回は次女と二人っきりだった。 そして考えに考え抜いて出した 『全摘する』という結論を 思い切って医師に伝えてみた。 そしたら。。。。 ここにきてそうくるの ...
続きを読む

次の予約日も迫ってきているし 全摘が温存かを早く決めないといけない。 迷いながらも、まーこっちかな程度には 徐々に考えはまとまりかけていた。 娘たちにちょっと意見を 聞いてみることにした。 。。。 そして私は全摘に決めた。 娘たちよ協力あり ...
続きを読む

右のおっぱいの全部を とっちゃうのか。。。 それとも 温存、一部だけ取っちゃうのか、 迷った。 全摘だと術後の放射線治療がない。しかし 手術の傷は大きいしリンパも少し取るので リンパ浮腫というリスクもある。 そして術後の回復にも時間がかかる。 温存にした ...
続きを読む