アメリカンドリーム - 4コマ漫画

アメリカ生活絵日記

カテゴリ: 非浸潤性乳がん

年に一度のマンモグラフィーが再検査と言われた私は

もう一度マンモを取りに放射線専門オフィスへ出かけた。

そして2度目のマンモでも私の乳腺は密度が濃く見にくいようで

マンモの後はさらにエコーで検査をすることになった。

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もうこの辺りから血の気が引いていく。。。

先生の動かす手が止まるたびに
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ビビる私。

エコーの画面に目は釘付けだった。

ドキドキ  ドキドキ

どうも初めのマンモで見つけた疑わしい箇所が

なかなかエコーでは見つからないらしい。

女性放射線医師は丁寧に何度も確認してくれている。

ドキドキ  ドキドキ

そしてまた同じ箇所で手が止まる。。。

「全然違う場所だけど、これは怪しい」

え???
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もう完全に血の気が無くなった。。。。

「周りが雲のようになってるでしょ」

ほ、ほんとだ。。。
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「輪郭がハッキリしていないから
念のため細胞診しましょう」


は。。。はい。。。
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ブルブルブル。。。


ということですぐに次の日細胞検査をしてもらった。

あれは痛いよ。痛かったよ。

だけどそんな痛さよりもっと苦痛なのはね、

その検査結果を待つ時間です。


あまりに不安なのでどんな可能性があるのかネットで検索
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検索
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さらに検索
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ず〜〜〜っと検索
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毎日毎日寝る間も惜しんで検索したわ。。。

どんだけ検索したかって?

それはね。。。


こんなになるまでさ、



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やはり乳がんに関する情報は、日本のサイトより
アメリカのサイトの方が充実していた。




******

たくさんの暖かいコメントありがとうございました。
目頭を熱くしながら一つずつ読ませていただきました。

すごく悩みましたが、やはり思い切って
ブログを再開して本当によかったです。

みなさんの応援のお陰でこれからもブログ
そして毎日の生活も頑張っていけます。
ありがとうございます。

そして当然のことですが、いろいろな方が
いろいろな形で悩んだり困っている。そして
それを克服するために一生懸命頑張っている話は
私の心を洗浄してくれました。

私も同じように頑張ります。

*******




ついに細胞診の結果が出た。

電話があったのは車の中だった。

旦那が運転していてよかった。
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エコーの画面に映っていた疑わしい箇所(細胞診した箇所)

のイメージを既に見ていた私は、結果がでるまでの数日間

あのイメージは良性だろうと思いたくてネットで同じような

イメージを検索し続けた。



しかし何も出てこなかった。。。



認めたくはないけど、もしかして。。。と思っていた。涙



しかし!

私の場合はどんなに触ってもしこりを感じない。

先生は1センチほどだと言っていた。

だからもしガンだったとしても、これは早期発見で

「私は幸運だったのだ」と思うように努力していた。

そして最近の乳がん治療が進歩してポジティブな情報が多いことも

私の気持ちを落ち着かせてくれたのかもしれない。


そうやって少しずつ心の準備をした私は、先生が

「Unfortunately,....」と始めた瞬間に「ああやっぱり」

そして冷静に電話の対応をすることができたのだ。



な〜んてカッコよく書いていますが、

この時は何も考えられなかったというのが

正直な気持ちだったと思う。


この後からジワジワ私の気持ちは揺れに揺れたから。

大波小波そして時々

大津波もやってきた。。。

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飲み込まれる!!!


乳がん/私の場合
第1話から読む



州立大学病院の乳がん病棟はすごく大きくて

乳がんだけで大きなビル一つを構えるほどだった。

それだけ乳がん患者が多いということでもある。

アメリカでは8人に一人。

だからとっても忙しいらしく外科医との

予約日までにまたまた一週間が空いた。


ネット検索の日々が続く。

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そしたらいつも何事にも感謝し、
楽しいTVを見て笑って過ごした人が
数ヶ月後に乳がんが消えていた!

という信ぴょう性のまったく無い記事にたどり着いた。
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笑うと脳にいい化学物質が出るって言うし本当かも。。。

頑張ってみるか私も!

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やっぱり藁じゃー溺れる人を救えないわ。



乳がん/私の場合
第1話から読む




実は、細胞診結果が出た日

ガンだったと伝えられた日の次の日

私は日本に一時帰国する予定だった。

そして今回は娘二人も、学校が休みに入ったら

後からやってくることになっていた。


日本の両親も私たちのために旅行の予約をしていたり

次女の成人式の着付けなども予約してくれていた。

みんながすごく楽しみにしていた日本一時帰国だった。

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医者は

「あなたのはホルモンで大きくなる

ゆっくりタイプのガンなので

3週間の旅行の後から治療を

始めても大丈夫ですよ」

と言ってくれたけど、

こんな宙ぶらりんの状態で。。。。

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だから全てをキャンセルすることにした。



だけど。。。

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こんなみんなにどうやって伝えよう。

特に母親、最近血圧が200に上がり

薬を飲み始めたというのに。

明日は娘が来て、数日後には孫達も来る!

そう思って楽しみにしているだろうに。。。

なのにこんなこと伝えたら一気に血圧急上昇で

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ってなっちゃうかも。。。



でも伝えないといけないよね。。。。



乳がん/私の場合
第1話から読む


「日本に一時帰国できなくなった」

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「乳がんが見つかって」



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なるべく普通に落ち着いて話そうとする私。

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なんだか母も普通に返事を

返してくるじゃないの。

そしてそれからはいつもの調子で

早口になる。
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「わかったわかった、

そしたら早く旅行の予約とか

キャンセルしないといけなし

孫たちにあんた抜きでも日本に来るのか

聞いて、わかったら教えてよ。

ま〜
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と、いつもの調子で慌ただしく切られた。


。。。少々気が抜けた。。。。


な〜んだ心配したほどのことはなかったわ。


でもさ。。。。


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贅沢なことを言う私


結局、娘二人も日本行きはキャンセルすることにした。

かわりに冬休みは私の所(コロンバス)に来てくれることになった。

そして数時間後、そのことを伝えるため母にまた電話をした。。。

そしたらなんだか鼻声。。。
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「もしかして泣いてた?」

「当たり前じゃん、ショックでショックで。。。」

そ、そうなんだ。。。

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母親のこと。。。実は全然理解していなかったらしい。。。

それも50年以上。。。罰当たりな娘だった。


乳がん/私の場合
第1話から読む


「これから手術室に移りますが、」
「少し鎮静剤入れましょうか?」
「えっなんで?」
「手術室行くまでにリラックスした行かなと思って、いらない?」
「いや大丈夫です」
と、断ったその後すぐに、
「えっ聞くってことは、普通みんなここから緊張するってこと?」
という疑問が。。。

と思った瞬間から緊張し始めたわ。
鎮痛剤くださいって言おうかな?
どうしようかな。
と迷っている間にベッドが動き出した
ああ、もう遅いわ。
みんながすると、自分もしないといけないと思う日本人根性抜けてない。

実は私の手術はちょっと切って取るだけだし、
寝ちゃえばわかんないわ。と軽く考えていたのに
この一言で緊張しはじめた。

「やっぱり鎮痛剤頼む?」
「でも余分な薬入れて逆に気持ち悪くなると嫌だし」
「もういいや」

そんなことを考えている間にベッドが動き出した。




乳がん/私の場合
第1話から読む



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手術室に入った。

すでに何人ものナースが慌ただしく働いている。

「ではこっちに移動してね」

ああそうだよね。自力だよね。よいしょ。

「手術台の幅が狭いから右と左確認してね」

ほんとだ!ギリギリ。

他の大きな人には違うサイズがあるのかなぁ?

と余分なことを考える私。

ナースたちはやさしくこれで大丈夫?楽になってる?

と何度も確認してくれる。

足はこんな感じ。

年増のナースがやさしく「手術室は寒いでしょ、足元にブランケットもっといる

暖かいのあげるね」「はい、どう?」まるで母親が子供を寝かしつけるような愛情を感じる。

ナースってすごい。なるほどね、これだから病気してナースを好きになっちゃう男が多いはずだよ。

やたら納得する。でも今回はみ〜んなおばさんナースばかりだったけどね。

チーフのナースが「あなたは今日どちらの胸を手術しますか?」

と聞いてきた。医療ミスを防ぐための確認は手術室に入る前にも何度もしている。

確認が終わると、彼女が私の体にイニシャルをペンで書いた。

おお、

そして手術室の隅で事務的なことをしていた外科医が現れて、

同じように私の体にイニシャルを書いた。

さらに、おお

「ああ、彼らにしてみたら、

私はもうまな板の上のただの物体なんだよね」

今までこんな風に自分を客観的に感じたことがない。

不思議な感覚だ。

そして全ては彼らに託された。

まな板の上の物体はそう覚悟を決めたのだった。



酸素マスクが顔の近くに寄せられた。

酸素マスクなのになんだか「苦し〜〜〜〜い」

え、え、え、ちょっと焦る。

酸素マスクを持っているおばさんナースが

私の顔10センチぐらいのことろまで顔を近ずけ

やさ〜しく「大丈夫だよ。私たちが

We will take good care of you.

と言った。ああ、おねがいします。心の中でつぶやく。

「でもちょっと目が怖いかも」

なんて思った一秒後には、頭がぼ〜っとして

意識が遠のいていった。





乳がん/私の場合
第1話から読む


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次女はその時まだ学期末試験の真っ只中だった。

だから本当はテストが終わるまで乳がんのことは

伝えたくなかった。しかし旅行の予約を

キャンセルしないといけないこともあり

私抜きでも日本へ行く気があるのかを

確かめるため思い切って電話した。

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それでなくてもアートを仕上げるために

いつも徹夜状態が続いているようだ。
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でも言わないといけない。

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こんなに日本に行くことを楽しみにしてるのに

どうやって言うか。。。

あまりショックを与えたくないし

自分自身も感情的になりたくなかったので

ここはひとつサラリと伝えることにした。

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やっぱり。。。。

こんな話、サラリと言ったって

サラリと受け止められるわけないよね。

特に試験中で寝不足の上にストレスも溜めて

気が張っているのに、そんなところにこんな話

糸がプッツン切れちゃっうよね。。。。

ゴメン ゴメン

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それからしばらく泣きじゃっくりは止まらなかった。



乳がん/私の場合
第1話から読む


現在医学生2年目ということもあり

長女には初めのマンモ検査で

引っかかった時から全てを伝えていた。

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将来の医者として患者の精神的な苦痛を

理解してあげられる医者になってもらいたい

と、思ったからだ。

な〜んて、もっともらしいことを

言っておりますが、
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ただ不安な気持ちを誰かに

聞いてもらって自分が楽に

なりたかっただけだ。


そしてガンだとわかってからも

動揺する私はいつも長女に

本音をぶちまけていた。

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その度に長女は冷静に

私を励まし慰めてくれた。


そして毎日必ず電話をしてくれた。


長女には本当に感謝している。



それにしても私に似ず、旦那に似て

冷静沈着な娘で良かった。よかった。


と思っていた。。。



そう思っていたのに。。。


最後の最後、術後の結果で

癌細胞はきれいに取れたことや

初めの診断通り非浸潤だったことを話した時

そんな冷静な彼女が始めて泣いた。

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し、しまった!

母親としてまた失格してしまった。


娘は私がオロオロしないように

無理して冷静な態度を

とってくれていたんだ。。。



50過ぎても全然成長していない私に

この病気は、薬だったかもしれない。




次は大学の乳がんセンターへ行く話です。



乳がん/私の場合
第1話から読む



大学病院の乳がんセンターでの

初めての予約日には

冬休みに入って家に戻っていた

次女も行ってくれるし、

旦那も日本出張前だったが

一緒に行けることになっていた。

しかし長女だけはギリギリまで

航空券がみつからなかった。

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あの二人だけじゃ---
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そうなんだよね



そして朝8時半の予約に間に合う便

6時半着の便が見つかり予約日には

家族4人で行けることになった。

すごく心強かった。


つづく

乳がん/私の場合
第1話から読む


>Pharyさん、
>タンタンさん 
>ゆきさん 
>Corvalliaさん
>マリーさん 
>たみさん 
>クロスさん


昨日の更新記事へのコメント、メッセージ
ありがとうございました。

すみません、泣ける話ばかり書いて、
この頃の気持ちを素直に表そうと思って。
でも次回からは徐々にコミカルになる予定です。

そうそう旦那の反応、初めから一度も
動揺を見せたことはありません。が、
私の気持ちを荒立てないようにしようと
協力をしてくれているのはいつも感じています。
感謝してます、が、時々喧嘩もします(笑)

タンタンさんも手術頑張ってくださいね!
早期で本当に良かったです。



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