アメリカンドリーム - 4コマ漫画

アメリカ生活絵日記:現在は昔のダンナとの馴れ初めから書いてます。

カテゴリ: 非浸潤性乳がん

-外科医との初顔合わせの日-


私たち家族4人は結束を固め

小さな診察室に所狭しと詰めかけていた!
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なのにそこに現れた

乳がん手術歴40年の

ベテラン医師は、

見事に私たちの熱い期待を裏切った。



非浸潤ガンの定義をサラッっと説明して

私達の質問にもサラっと短く答えただけで

「じゃー今度の予約までに

片方全部取っちゃうのか、

それとも悪いとこだけ取って

温存するのか考えといてね」

と言い残し、さっさと部屋を出て行った。
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正味10分も無かったよね?


あれっ。。。私って

風邪引いてここへ来たんだったっけ?

錯覚するわ。


。。。。



あんなに意気込んでやってきたのに。。。
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そして次回の予約は3週間も先だと言う。

長いよね!

大丈夫なのか?わたし


。。。。。。



朝の8時半からの予約で(でも長女を迎えに

空港へ行ったので家を出たのは6時ごろ)

センターには患者がたくさんいたこともあり

3Dマンモとかエコー、そして術後に受ける

放射線治療の説明や待ち時間が長くなり

結局終わったのはお昼をすっかり回っていた。



だからいろいろな意味で私たちは

満たされていなかった。
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まー古い型の外科医だったこともあるけど

あまりにネットでの情報が溢れすぎて

頭でっかちになってる患者がウザイ

っていうのもあったのかもね。

特に家族4人で押しかけちゃってさ。。。


続きます。



昨日もとても前向きで
励みになるコメント
不安だという本音のコメント等
いただくことができました。

まみさん、pokoのマミーさん、
キャロルさん、のんきさん、

本当にありがとうございます。

未来さん、二日前のお気遣いのコメント
ありがとうございます。

コメントはいつもありがたく読ませていただいていますが、
時々うっかりお礼が遅れたり名前が漏れたすることが
あります。その時はごめんなさん。




乳がん/私の場合
第1話から読む



次の外科医との予約までに

乳房を全摘するのか温存するのかを

自分で決めないといけない。


そしてその予約は3週間も先なのだ。

クリスマス、年末年始が挟まるので

しかたがないといえば仕方がないのだが



なんだか。。。
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見捨てられたような不安感が襲う。


あまりに不安なので一時はセカンドオピニオンを

取ろうかとも考えた。しかし非浸潤乳がんの治療は

どこも同じようだし、それに今行っている癌センターは

評価が高く他州からもたくさんの人が

治療を受けに来る大きな病院でもある。

それより何よりこれ以上余分な時間とストレスを

かけたくないと判断した私はセカンドオピニオンは

取らないことにした。

非浸潤乳がんに対する治療が大げさすぎるとか、

患者を不必要に不安にさせるのでガンという文字自体

取りのぞいた方がいいのではないかとか、もしかしたら

非浸潤乳がんは自然に消滅するかもしれない

なんていう医師や研究者の意見もあるようだが

全てはまだはっきりしていないようだ。

なのに技術の進歩と予防検査の普及で

現在は新しい乳がん患者の
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だって言うじゃないの。

私の場合、一箇所の小さな

非浸潤乳がんだったので

全摘か温存かの選択がある。

ありがたいことではあるが

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そんな重大なことを

選択しないといけないなんて


どっちにすればいいのかなぁ?

どうしよう。。。。


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簡単に決まんないよ!



更にこれから3週間

それも楽しいはずの年末年始の間

私はおおいに悩んだのだった。


続きます。

。。。


コメントありがとうございます。

>よっちゃん、残念!高校違います。

>トッカンさん、
年をとる方が乳がんって
なり易いらしいですよ。
検診行ってくださいね。
表はアメリカのSuan G Komenサイトからです。

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乳がん/私の場合
第1話から読む


右のおっぱいの全部を

とっちゃうのか。。。

それとも

温存、一部だけ取っちゃうのか、
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迷った。

全摘だと術後の放射線治療がない。しかし

手術の傷は大きいしリンパも少し取るので

リンパ浮腫というリスクもある。

そして術後の回復にも時間がかかる。



温存にした場合、術後の回復は早いが

放射線治療があり乳腺も残るので今後も

検査をしっかりしていかないといけない。


答はなかなか出なかった。
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またネット検索の日々が続く。。。



と思ったが、今回は冬休みで娘二人が

家に帰って来てくれていたので
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気は紛れた。
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しかし冬休みでも忙しかった二人に比べ
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まだ手術もしていない私は、

体だけは暇だったわけだから

実は仕事を与えてもらって助かった。

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そしてガールズトークもたくさんでき

親子の絆も深まった気がして思いの外

充実した冬休みを過ごす事ができた。

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しかし次の予約日も迫ってきているし

決めないといけないことは

決めないといけないのだ。

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つづく




次の予約日も迫ってきているし

全摘が温存かを早く決めないといけない。


迷いながらも、まーこっちかな程度には

徐々に考えはまとまりかけていた。


娘たちにちょっと意見を

聞いてみることにした。

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。。。




そして私は全摘に決めた。

娘たちよ協力ありがとう。

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「どういたしまして〜」


- 乳房全摘に決めて次の診察日を迎えた -

旦那はまだ日本だし、長女も

昨日大学に戻ってしまったので

今回は次女と二人っきりだった。
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そして考えに考え抜いて出した

『全摘する』という結論を

思い切って医師に伝えてみた。

そしたら。。。。

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ここにきてそうくるの???


私の決意を揺らがすような質問は

やめて〜〜〜



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これは日本のネットからの情報で

アメリカのサイトのどこにも

そんなことは書いてなかった

が勝手に希望的に考えていた。

そしたら。。。

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もう一つおっぱいがあるからだそうだ。

やっぱりそうだよね。。。

でもそういう話って前の検診の時に

言ってくれることじゃないの?


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自分で決めるの〜

全てがまた振り出しじゃん!



「それじゃー先生のおすすめは

どちらでしょう?」

答えはあんまり期待していなかったが

考える時間稼ぎにちょっと聞いてみた。

そしたら。。。。

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なんだか「こんな簡単なことで迷うなよ」

みたいな雰囲気が伝わって来る。

そして。。。。

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オーマイガッド、そんなことも前に

説明しておいてほしかった。

ネットではいろいろ読んではいたが

自分の場合はどうなるのかとか

しっかり知っておいた上で

考えて決めたかったよ。


「もう一度出直してきます」

と言いたいところだったが、これ以上手術を

伸ばすのも不安なのでここで決めてしまいたい。

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黙り作戦で、向こうが先に何かを

言ってくれるのを期待する。

そしたら

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向こうも黙り作戦できた。。。


が、やっと口を開けた。

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そして戻ってこなかった。




ふ、

ふ、

ふ、

ふ、

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と怒鳴りたいところだったが、乳がんと

言われてから聖人になろうと決めていた私

すぐに気持ちを切り替えた。

そして外科医と入れ替わるように

一人のナースプラクティショナーが入ってきた。


つづく。。。

全摘にするのか温存にするのか

決めきれない私に愛想を尽かした

担当外科医が時間がないと言って

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そして次にきたナースプラクティショナーも

グズグズ悩む私たちに痺れを切らせ
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。。。二人を押しやった。



二人っきりになって

なんだかホッとはしたものの

決めないといけないことは

決めないといけない。


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それがわかんないのよ。。。

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全く前に進まない。



焦りと考えすぎで頭が

クラクラし始める。

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脳みそ煮詰まってきた〜

ますます考えられないよ。。。

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もう。。。


もう。。。。



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それに、先生たちも「そうしろ」って

雰囲気漂わせてたしさ。。。


ね。。。

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うん。。。


次女はちょっと頼りないく能天気な娘だが


一緒にいるとなぜか。。。癒される。


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「ありがと〜ね、一緒に来てくれて」



そして翌日そんな彼女も

大学に戻って行ってしまった。


そして入れ替わりに旦那が

日本から帰ってきた。


こうして私は乳房温存手術に向けて

準備をすすめたのでした。

手術の日が決まった

外科医のオフィスから電話があった。

そして告げられた日にちは

またまた2週間も後だった。

そしてなんと、その手術日は

私の〜

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イエ〜イ

って、ありえないよねこの偶然!

複雑な気分だったわ。



でも、でも、でも。。。

これはもしかしたら!

『生まれ変わりなさい』という

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かもしれない!

と、ポジティブに考えることにした。

そう考えてないとやってられない。


そしてそう自分に言い聞かせていたら

なんだか誕生日が手術ということが

本当に
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なことのように思えてきた。

大丈夫さ!



こうして手術に向けて心の準備を

着々としていた私にまたまた

オフィスから電話があった。
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うそぉぉぉぉぉ

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腑に落ちない。。。だけど。。。

『私より緊急を要する患者さんが

いるんだよ。かわいそうじゃん。』

と思うことにした。。。。

そう思わないとまたまた

やってられない。


まったく。。。

やってられないことばかりが続く。


だから本当にこの頃の精神状態は

上がったり下がったり

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ローラーコースター状態だったんだよ。



だけど、

そんな心が折れそうになっていた私の元に

長女から本と誕生日のカードが届いた。

嬉しかった。。。。

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特に最後の文章が。。。


You're a strong + beautiful person!!
I love you.

「あなたは強くて美しい人だよ」


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泣けた。



ママはぜんぜん強くも美しくもないよ。

だけど、そうなれるように手術頑張るね。


渡されていた資料を読み返す。
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乳がんのすべての患者対象
になっているフォルダー


手術の一週間前から飲んではいけない

ビタミンや薬の話、そして手術当日、

術後のお手入れの話などいろいろ

書いてあった。


それから手術5日前から体を洗う

特別な石鹸も渡されていた。

傷口から菌が入らないために

殺菌効果があるようだ。


そしてそれを初めて使ったとき。。。
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が出てきて驚いた。

匂いもなんとも言えない匂いがする。

それより何より泡なんて全然たたないし。

洗うっていうより塗りつける感じ?

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そしてシャワーの後、体にはローションを

塗ってはいけないと書いてある。

5日間もこれを続けたら。。。

完全に皮膚はカサカサになった。

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気持ちは滅入るが『手術するんだ』

という実感だけは強まったわね。


ああそうそう、アメリカでは

温存手術は日帰りなんだよ。

そして旦那が、付添人兼運転手。



手術の日

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私たちは朝7時半に受付を済ませ

イメージングという場所に移動した。

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ここではエコーを使いながらワイヤーを

胸の横から差し込み、切り取る正確な場所が

手術の時にわかるようにする。

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気が張っているせいか、

ちょっと早く来すぎたので

自分の番が来るまで待合で

しばらく待つことになった。



他にやることもないし

キョロキョロ

人観察をしていたら

白衣を着たお兄ちゃんが
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ちょっと慌てた様子で

入ってきたのが見えた。

そして受付の人に促されるように
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慌てて奥に入っていった。



そしてしばらくするとまた

汗をかきながら戻ってきた。
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そして今度は受付の人に連れられて

中に入っていった。
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「世話の焼けるに〜ちゃんだなぁ」

なんにしても、なんだか

冴えない感じだった。



それから1時間ぐらい待って

やっと私の番が来た。

奥に入るとナースが特別な

ウェットティシュで

胸を3分間拭けと言った。

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その後、エコーの部屋に入り

技師のお姉ちゃんがテキパキと

ベッドを調節してくれた。
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手馴れた感じで信頼の置ける感じだ。


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緊張も少しほぐれた。。。



すると
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誰かが部屋に入ってくる音がした。



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あのお兄ちゃんだ!

あの冴えないお兄ちゃんだ!

あの受付であたふたしていたお兄ちゃんだ!

あのお兄ちゃんがもう一人の

オバさん医師と入ってきた。

な、な、な、な、

なんで?



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受付で見た頼りなさそうな

お兄ちゃん医師が手袋を付け出した。

そして一緒にいるオバさん医師が

なにやら指図している雰囲気。
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そして予想通り、お兄ちゃん医師が

私の胸に局部麻酔注射を打ちだした。

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痛みなんて二の次だった。

そしてその後ワイヤーを刺していく。


「いいよいいよ」と、

ベテラン医師が横で応援している。

やっぱりインターンなの???

エコー技師のお姉ちゃんまで

「ここです」みたいな指図してるし!

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モニターには、はっきりくっきり

ワイヤーが写ってる。

グイグイ、グイグイ

なんども押しているのが見える。

けど。。。。

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この新米医師ダメじゃん!

。。。ではなく、多分

私の胸は乳腺が濃いから固いのだと思う。

痛くはないが胸がぐーぐー押される感覚が

なんとも恐ろしい。

おっぱい小さいからほとんど厚みがないし。

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と願う。

ベテラン医師とテキパキ技師の

お姉ちゃんが目を光らせているので

安心か?と思う。。。しかない。


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やっと終わった。

最後にベテラン医師が

「ビューティフル」と言っていた。

これは彼を褒めるためなのか、

それとも心配そうにしていた患者を

安心させるためなのか???
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ナースがお片づけをしている合間

私とお兄ちゃん医師は暇になった。
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そしてここで私は何を思ったか

ある質問をしてみることにした。


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